梅は咲いたが桜はまだか。比良八講荒れじまい。
三寒四温、少しずつではありますが温かさを増してきていますが、皆様いかがお過ごしでしょうか?

リハビリの一環として認知機能の向上や手の機能訓練のために手芸や工作を実施させていただくこともあるのですが、先日その中で印象深い出来事がありました。

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画像は先日、無事完成を迎えた万華鏡(の中の景色)です。

作っている時、私自身、「万華鏡かー。小さい頃にキラキラ綺麗やなぁ」とか「どうして回すだけで柄が変わるのかなー」とか「昔、祖母が買ってくれたなぁ」とか…色々なことをしみじみと思い出していました。
最初はご利用者様も同じような事を考えながら取り組まれておられたのですが、厚紙を組み合わせ、和紙を貼り、鏡を組み合わせ…と作業が進んでいく中で「こんな風になっていたんやね!」「この歳になるまで知らんかったわ!」と喜んでくださりました。

ご高齢の方のリハビリテーションの中には “昔、好きだった(よく取り組んでおられた)活動を活用する”という定説?ルール?があるのですが…

今回は「万華業、懐かしいねぇ」とか「好きだった工作がまた出来て嬉しい」というお気持ちにプラスして「こんな風に出来ていたんだね!」という、新しい発見(経験)をすることができました。そんな時、私は本当に嬉しく思います。
(……万華鏡の構造にご利用者と同じかそれ以上に驚いていたのはここだけの秘密です…笑)

「今度、デイサービスに持って行ってみんなに見てもらうわ!」

ご自宅で作った自作の万華鏡。新しい広がりが生まれそうです。
作業療法士 芝田 優