先日、子どもの通う幼稚園で、園児数十人を前に話す機会がありました。
PTA役員でお花を届ける係だったのですが、届けた際に先生から、そのお花を園児に紹介するよう急にふられたのです。
人前で話すのは苦手なものの逃げ場がなく、戸惑いながら、「このお花は・・・」と話し出しました。
案の定だれも聞いておらず、私の発した言葉はまるで園児たちの頭上を浮いているかのようでした。
なんと虚しい・・。
次に園長先生が見かねて?私の言葉を繰り返して話されたとき、
子どもたちは一斉に園長先生の言葉に惹きつけられて聞いていました。

また別の日、園庭で遊びに夢中になっている男の子に声をかけなければなりませんでした。
結構大きな声で何度も呼んでいるのに一向に気づいてくれません。
ちょっと自分自身を落ち着かせて、しばらくその男の子の様子を観察し、
今!というタイミングで、自分の声をその子の背中にポンと投げるイメージで名前を呼んでみたところ、
一瞬で振り返ってくれた、ということがありました。

同じ言葉を発しても、こうも違うものかと驚かされた出来事でした。
普段携わっている訪問でのリハビリ業務では一対一のコミュニケーション、しかも大人の方が主なので、
私にとってはあまり馴染みのない場面だったのですが、改めて自分の言葉の発し方を意識する機会となりました。
人間の言語やコミュニケーションは本当に多層的で奥深いものだと、日々感じています。

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言語聴覚士 英