例えば、
「杖は危ないから歩行器を使いましょう」
と何気なく伝えることがあるとします。
しかしそれは、人によっては
「あなたは杖では歩けません」
と告知されたと受けとめられるかもしれません。

人によってその事実が当たり前のものかどうか、その認識は異なります。
慣れず流されず、私達は自分の発する言葉に配慮しなければならないと感じる今日この頃です。

過去の職場にて、リハビリのスタッフが未告知の癌患者さんに対し、
入院中リハビリ計画書にその疾患名をプリントアウトして説明したという問題がありました。これは大変な過ちです。
しかし、「あなたはここまでしか動けません」とご本人が感じる状況を、
リハビリ職員は知らず知らずの間に作っているのかもしれません。
だからこそ自分の言葉に責任を感じられるように、
丁寧な説明や言葉選びといった配慮を心掛けなければならないと感じます。
もちろんそれはご利用者に対してだけでなく、常日頃から誰に対しても言葉には気をつけなければなりません。

自分の言葉が人に対してどのような影響を与えているのか、
皆様の職場内では如何でしょうか。

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理学療法士 柴田